C値0.038かつUa値0.26(5地域で断熱等級7)という超高気密高断熱のお家です。
また、長期優良住宅の認定を受け、許容応力度計算による耐震等級3でもあります。
外壁には、ニクスフロンSGLのブルー色を使用されました。水色は白系・黒系の汚れ問わず目立ちにくく清潔感のある見た目を保ってくれます。
中心から左部分がインナーガレージ2台分、右側が住宅部分になります。
真四角総2階にインナーガレージ2台分がくっついた形で設計されています。
気密の実測値です。機械の表示上はゼロ。気密測定士の方が電卓で計算された結果、0.038でした。
玄関です。
外から入ってくると・・・あれ?いきなり床?!
はい、このお宅は、通常土間床になる部分も無垢のフローリング(ナラ)で仕上げています。
床の色が濃い茶色のところと薄い色のところがありますが、濃い茶色のほうは靴のまま歩きます。
左に写っている洗面台で、帰宅後すぐに手洗いうがいをし、
靴を脱いで薄い色の床(数センチ高くなっています)に上がります。
玄関ドアのすぐ手前まで床下にエアコンの暖かい空気が届くようになっており、
ナラの木材としての性質もあいまって、多少床が濡れたとしても腐朽などの心配はありません。
玄関ドアの右側にちらっと写っているのはインナーガレージへのドアで、行き来もスムーズです。
リビング兼ダイニングです。
8畳の総吹抜けで、天井の凹み部分は青の珪藻土で仕上げています。
雲が浮かんでいる空は、絵ではなく、本物の空です(笑)
リビングでくつろぎながら、愛車を眺められます。
TV台はたいてい造作させていただいていますが、今回は、テーブルとベンチも造作です。
南側の大きな窓のおかげで陽があるうちは、明かりをつける必要がほぼありません。
冬の日射取得にも大活躍します。
夜に電気をつけると、また違った雰囲気になります。
ガレージ側からリビングを見たところ
キッチンです。
IHの右側と奥にキッチンパネルで仕上げた壁を配し、油跳ねの影響が最小限で済むようになっています。
また、キッチンの腰壁を天板より20㎝程高くし、リビング側から手元が見えないようにしています。
フローリングはニュージーランドパインで、リビングと向きを揃えて貼ってあるため、空間のつながりがより強まり、より広く感じられます。
天井は節ありパインの羽目板で仕上げています。
ユーティリティーです。
エアコン暖房で室内が乾燥しすぎる場合、右手奥のユニットバスから湿気を供給する目的で、あえて建具で仕切っていません。
(脱衣の際は、目隠しのカーテンを引きます。ここには写っていませんが・・・汗)
ストレート階段で2Fに上がります。小さな窓でも、抜け感があります。
天井の羽目板と階段の木(もく)。そして塗り壁の白。
こういった、木と白の調和が当社の特徴でもあります。
(あ、ここにユーティリティのカーテンが、ちらっと写っていました。右端)
2Fのフリースペースです。
4畳半あり、将来的に区切ることも想定しています。
洋室です。
南側で日当たりも眺めも良好です。
クローゼットとして仕切ったスペースは設けず、造作棚で洋服掛けとしています。
より使いやすく、より広く感じられます。
ベッドフレームも今回は造作しました。