夫婦お二人で住まわれるお家です。
街中のお家なので日射取得を行う南側の窓以外、開口部は必要最小限になっています。
写真の外壁(北側)は、1Fそとん壁・2Fガルバリウム鋼板で仕上げてあります。
1F外壁のそとん壁は、塗りたての頃はもっと暗かったのですが、乾燥していくにつれてお客様の希望された明るいグレーになっていきました。珪藻土もそうですが、自然素材の塗壁の色味は時間経過で変化していきます。
このお家は、耐震等級3、C値0.16、UA値0.25です。
玄関の棚は、寸法や高さにこだわり、ご主人自らCADで図面を作られました。
思い描いたイメージ通りの棚ですと、愛着もより強くなりますね。
リビングとキッチンの中央(写真の中心)には、6寸の桧の大黒柱が配置されています。ちなみに当社からのプレゼントです(○´―`)ゞ
手前に見えるカウンターは、キッチンの向かいにあり、簡単な食卓や作業台として使えます。
お施主様は照明にもこだわられており、たとえばここに見えているペンダントライトもとてもすてきな形だと思います。
リビングを西側から見たところ
リビングと和室は繋がっており、客間として利用できます。また、将来1Fだけで生活することを考え、バリアフリーになっています。
南側の開口部分は、歩行者からの視線を遮るために、上下コードタイプのハニカムスクリーンを採用しています。上の部分を開けて下の部分を下ろすことで、外部の視線を遮りつつ、日射取得を行うことができます。
和室になります。
上の欄間部分には、前のお家で使用されていた立派な欄間が入る予定です。
仏間の扉は、前のお宅で使用されていたものです。
キッチンです。当社の標準よりアップグレードされました。
パネルの色味が、奥に見えている浴室のアクセントパネルとマッチしていますね。(印象派の絵にありそう・・・)
キッチンの反対側です。
たくさん収納があり、オーブンレンジや炊飯器、ケトルなどを置いても十分なスペースが用意されています。コンセントも追加されて合計6口あるため、差し口が不足することもなさそうです。
今回、洗面所は造作です。洗面ボウルのラインがきれいです。
階段は踊り場を2カ所設けており、中央には花瓶などを飾れるスペースがあります。踊り場が2カ所あるため万が一階段から落ちてしまったとしても落下距離が短いというメリットがあります。
こちらの写真は1階側から見たところです。
こちらの写真は2階側から見たところです。
中央に飾りスペースがあり、照らすためのスポットライトも備えています(ここには写っていませんが(○´―`)ゞ)
階段を上がった奥の収納スペース。
棚は可動で、高さを自由に調整できます。