南砺市 いろいろ実験した家

いろいろ実験しました。

断熱性能はHEAT20のG3レベルです。

冬は南の大きな窓が、夏はハニカムスクリーンが、実にいい仕事をしています。

日射は外で切るのが第一セオリーですが、内側に吊るすハニカムスクリーンもなかなかどうして、あなどれません(笑)直射日光が入らない窓でも、室内で近くに寄ると、有ると無しで体感が全然ちがうので、輻射熱は奥深いです・・・

住宅の右下にエアコン室外機が柱の陰に小さく写っています。これは南面。お日様がよく当たる位置にわざわざ付けました。その心は?冬の暖房につかうエアコンにつながっているから(笑)ちなみに、夏の冷房につかうエアコンの室外機は、北側につけています。

今年2021年は真夏に雨続きで、あまり夏らしくない感じもしましたが、雑穀のたかきびもよく育っています。

ちなみに4月時点では、こんな感じでした。


西から見た外観。

向かって左側が車庫と物置、右側は住宅。一体でなく、実は分かれています。

玄関前は、屋根がかかっているおかげで、雨にぬれずに家に出入りできて、便利です。





ウッドデッキがつきました。

上が囲われていると、使い勝手がぐーんと違ってきます


中央のコンクリート部分は、浅い池(水盤)で、井戸水を循環させています。

雨の日や風の日は、水面の波紋がおもしろく、
晴れの日は、陽ざしが反射して、室内の天井に光がゆらめくので、ハニカムスクリーンを開けて過ごす季節は、癒されます・・・





2階は板張りの勾配天井です

骨組みを見せています

ベッドに横になると、木目や梁が見えて、

気持ち良い空間になっています

FIXの大きな窓は、冬は日射取得に大活躍。

夏はもちろんハニカムスクリーンが活躍します




浴室はあえてユニットバスにせず、タイル貼りの在来工法です。今のタイルは昔と違って、冷やっとしません☆

シャワー浴ができる介護用のお風呂も設置。「シャワーで本当に温まるの?」と思ったので、実際に首都圏まで出かけて、確認して、導入しました。

その頃は、まさかこんな世の中(コロナ)になるとは夢にも思いませんでした。ホームから連れてくることもままならないため、数えるほどしか使えていません(´・_・`) 

すりガラスの奥は、普通の、立ったまま浴びるタイプのシャワーブースになっています。

浴室への動線上に、大きな鏡の洗面台を造作。

カウンターに置くタイプのボウルで、ちょっと優雅な気分?(○´―`)ゞ

洗面台右手にある3枚扉の向こうは・・・

お掃除楽々の浮いたトイレです。

介護用の回転式の半月型の手すりも設置。


ちなみに、

新居で一番活躍しているものが、

この中に写っています。

どれかわかりますか?


これです

幅60㎝の食洗機


何年も前から、

いえ、数十年前から、

「絶対に入れる!」

と心に決めていた

でっかい食洗機です


なぜかというと・・・


お見苦しい写真で申し訳ありませんが、

こんな状態の流しが・・・

こうなって

こうなるのに、ものの1分とかからないんですから・・・

鍋やボウルもバンバンいれられる大型、お勧めです

ちなみに流しの左上隅に残っている生ごみは・・・

これまた奥様の長年の夢でした

キッチンからデッキに出たその先に、小さく写っていますが・・・

生ごみは、ここが終着点。

「キエーロ」といいます。ネットで検索すると

いろいろなタイプが、たくさん、出てきますが、

要は、生ごみに消えてもらうための、装置??(・_・*)です

たまたまネットで見かけた『ゼロ・ウェイスト・ホーム』で、
4人暮らしの家庭で年間に出すゴミの量が恐ろしく少なくて、
(あれは、どう言えばいいんでしょう。特大のジャムの空き瓶?みたいな中に、リサイクルもリユースも叶わなかったという雑多なモノたちが入っていて、それ1本だそうです。年間ですよw(゚o゚*)w4人家族ですよw(゚o゚*)w わけわからなくて、頭ぐらぐらして、即刻図書館に借りに行ったのでした・・・)刺激されて、せめて生ごみ削減・・・となったのでした。


代表みずから、製作・・・

あっという間にできて

ほうきで土間掃除する代表(ひと区切りついたら、すぐ掃除するのが当社の伝統のひとつ)

いざ現場へ。入れるのは、腐葉土でも培養土でもなく、「黒土」という指定なので、ホームセンターを3か所回って、14袋、集めました・・・

空気と日光が入るように、でも雨は入らないようにして使います。

入れるたびに、掘るのがちょっと手間ですが、昔何かで読んで試した、地面に穴を掘って土かぶせる方式だと、毎回、夜中に何者かが掘り返していくので、それはあきらめ、キエーロにしました。

屋根部分は

このあとも

試行錯誤が続くと思いますが

生ごみが自宅で消えてくれるのは

ありがたく、

エコでもあり、

環境負荷を考えると、少ーしだけ

気持ちが軽くなります・・・(○´―`)ゞ


地面がもてると、もれなくついてくるのが雑草対策(笑)

で、グラウンドカバーの有名どころをいくつか、実験的に。

どれも最初は順調に増えていましたが8月に入ると、明暗が・・・


コロニラバリア 

花期は盛大でしたが、だいぶ縮小しています(まん中から右下にかけて写っているやつです)

ヒメイワダレソウ 

元々中央に植わっていたのですが、周辺になんとか残っている程度になってしまってます(´・_・`) 

クラピアK7 

8月でも順調にエリアを広げています

ロンギカウリスタイム 

こちらもなかなかいい感じです。踏むととても良い香りがします

実験はこんなところにも・・・

10月も終わろうとしていたある日のこと、2階寝室コーナーの床に寝そべってふと見上げると、室内のセロームが青空をバックに映えていました。そしてその視線の先に、実験が・・・

ここです。「見上げ」と言います。

通常は、白い板(ケイカル板と言います)を張って仕上げることが多いのですが、無垢板で仕上げました。

目透かしにしてあります。

室内の勾配天井の羽目板も写るよう

少し引きました・・・


室内から見上げても、

木(もく)がたくさん見えて、より統一感があります。

デザイン的にもちょっとしゃれてるかも・・・ฅ(^ω^ฅ) 

隅の部分、

今度写真撮ったら、アップしますね。

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